2020-01-01から1年間の記事一覧

要求定義の双子プロセスについて

要求の作成は、アジャイルだろうと、ウォーターフォールプロセス的なシーケンシャルアプローチだろうと必要だ。要求開発をソフトウェア開発と並列して進行する別のプロセスとして管理することを提案している。 ワインバーグのシステム変革法 (ソフトウェア文…

感情と意志についての現時点での理解

単なるメモ。 人間は環境に実在するアフォーダンス(価値)を求めて行動する。 アフォーダンスには認知や理解も含む 価値を求めて環境に働きかけ、環境を変え、望むものを手にする 感情は行動に付随するもので本質的には動因ではない。 感情は行動を規制し、…

ヴィゴツキーの情動論とその意義

最近、仕事の合間にヴィゴツキーの本を読み直し+新しい本を買って読んでいる。 この記事では、彼の情動論についてまとめる。 理性と感情の対立についての古い議論 感情は主流の哲学者や倫理家には評判は良くない。 古代の哲学者や倫理家の多くは、放縦や、…

非IT系にもおすすめなリモートワークに便利なタスク管理ツール「Redmine」

ふと思い立って。 IT系の人には常識になっているけど、たぶんリモートワークにもかなり使えるツールとしておすすめしたいのが「RedmIne」 redmine.jp 本来は準備が必要なツールだけどWebサービスとして提供している会社が複数ある。 lychee-redmine.jp hosti…

システムの複雑さについてのメモ

これをみて、改めて、システムの複雑さについて考えてみた Udemy System Thinking Made Simple 複雑さを生み出すもの Rich Hickeyの下記のプレゼンで複雑とは複数の意味をもっちゃうものと定義していることから発想。 Simple Made Easy 役割が定義できない要…

にわかサッカーファンによる久保建英論

自分はサッカー経験なしで、観戦経験も薄いにわかファン。ガチのサッカーファンは妄想だと思ってスルーしてください。 ふと、youtubeで久保建英のプレーを目にしてからハマった。釣られてサッカー見出したら、面白くて、サッカーの戦術本とかも買いあさって…

書評『A Philosophy of Software Design』:古典的かつ本質的な設計論

ここ数日で読んだ下記の本。非常に感銘受けたので書評を書く A Philosophy of Software Design 作者:John Ousterhout 出版社/メーカー: Yaknyam Press 発売日: 2018/04/06 メディア: ペーパーバック 著者はスタンフォードで教えているが、元実務家らしい。大…

独断と偏見にもとづく政治について学ぶための推薦図書

眠れないので、ふと昔を思い出して記事を書くことにする 自分の背景 政治学修士。研究者の道は挫折。今はIT業界。王道の政治過程論、政治哲学、比較政治学その他のものは基本ナンセンスだと思って、地域研究を専攻してた。 政治的志向は、中道右派 / 平等 < …