振り返りはとても有効。
特にチームでやる振り返りは有効。チームの生産性にも決定的な影響を与える。
でも、どうにもKPTやっても、頑張っても上手くいかない時がある。
根深い構造、文化がそれを阻んでいる場合がある。
ここで、話すのは、とてもプライベートで、より深い変容に向かう振り返りのこと。
どうしようもない、と限界だ!、絶望した!
と思ったときこそ、自分自身を成長させるチャンスなのかもしれない。
ここで話すのは、そういうときに少し助けになるかもしれないこと、別に人生順風満帆でも助けになるかも。
学習は変化をもたらす。自分の中の定義では、深い変化、変容が起こったときに変わるのは、物事に対する感じ方。感情的反応が変わる。
人の心は色んなものに反応する。これは進化の過程で人間の心に備わった機能。快、不快といった単純な反応だけでなく、
ウキウキする
安心する
重苦しくなる
怒る
無限のパターンがある。生来の癖もあれば、経験が無意識に作り出している反応もある。
これそのものは普通で望ましくある。
ただ、一方で自動化した反応は目の前の現実に不適合な場合もある。
反応は先天的、もしくは、後天的に作られた世界に対するもののみかた(メンタルモデル)によって作られているように自分には思える。
反応に自覚的になることによって、自分自身がどのように世界を見ているか、に気づくことができるかもしれない。
そして、気づくこと、そのことが変化をもたらすこともある。もたらさないこともある。
個人的な経験と観察と思索の結論だけど、ここで、自分で意識的にメンタルモデルを変えようとか思わない方がいい。
気づいたとき、起こるべき変化は自然に起こる。
多分、人間には自己成長へ向かう自然な傾向が備わっている。それを信じて委ねること。
”Good travels at a snail's pace.” Mahatma Gandhi