緊張構造(Structural Tension)をつくる
緊張構造は、ロバート・フリッツのメソッド。
自分なりにようやく理解して、体得してきた感じがするので、一度ここで理解していることを書き出してみたいと思った。知っている人向けの記事。
少し考えると、やはり、言葉で説明するのは難しい、と悟った。あまりにも単純だから。その難しさはここに書いた
だから、ここでは、「この記事を書く」ことを緊張構造を利用してやってみて、そのプロセスを記述してみる。
ビジョンを描く
まずは、ビジョンを描く。ビジョンは、自分が創り出したいもの、目の前に存在するすることを望むもの。それを現実的に思い描いた。
・緊張構造についてのブログ記事(内容はもやっとしている)
・ロバート・フリッツのメソッドを学んだことのある人が読んで、理解と実践の助けになるもの(映像を思い描いた)
この時点で、色々な邪魔なものが頭をかすめる。知らない人が読んでも面白くない記事を書くのはどうか、グダグダの記事を書くと評判を落とすのでないか、やっぱり言葉で説明するのは難しいよな。。。多くが自意識の問題。とりあえず横にどかして、目標に集中する。
達成しなきゃならない、という強迫観念も捨てる。実現したい未来をドンと置く、というイメージ。
ビジョンから現実をみる
次に現実をみてみる。自分は今ここで自分の目に映るものに意識を移してから考え始める。
・記事はできてはいない。
・mediumの記事は書いた。
・新しい知識は不要。現時点での理解を共有すればよい
そうこうしているうちに、行動したい衝動が起こる。というより、体が勝手に動き始める。感情の高ぶりはない。坦々と行動しだす。
書こうと思うと、アイデアが湧いてくる。
言葉で説明するのは本質的に難しい。
だから、主観的体験を共有すればよい。限られた読み手のささやかな助けになることがビジョンだ。
この記事を書くプロセスをそのまま書いてみたら、たぶん助けになるだろう。
アクションプラン
書き始めればよいし、すぐ書き始められる、と分かった。
ここまで書いてみて、読み直して確認する。振り返りを書いた方が読む人の助けになる、と思って振り返りを書く。
やってみての振り返り
・エネルギーはビジョンと現状をセットアップすると流れ出す。アクションプランはその結果。
・感情の高ぶりは一切なかった。(ある時もあるだろう)
・ビジョンは、描くとき、現状をみるとき、やっているとき、にどんどん形を微妙に変え、明確になっていった。アクションが終わったとき、ビジョンは現実になっている。
・自意識は常に邪魔しに来る。それを脇にのける。