舞台公演終えての振り返り

2023年12月29/30と舞台出演した。 お金とってやる舞台は二度目。 初舞台 一度目は全然知らない団体でオーディション受けて出た。演出とかストーリーも好みだったし、最終的にかなり良い感じのものにはなったと思う。 kaishikobo.web.fc2.com 自分はもちろん…

職業ITエンジニア extends ビジネスパーソンではなく。。。

この記事について qiita.com自分の考え方は違うので、ここでメモ。自分はこんな感じがいいと思う。 class ITエンジニア extends クリエーター { } class 職業ITエンジニア extends ITエンジニア implements プロフェッショナル, 組織人 { } 基本的に、商売関…

英語JVM Advent Calendar ではどんなことが書かれているか

仮想スレッドについて書こうと思ったけど、先に書かれてしまっていたので、ネタ探しで見つけた英語のJVM Advent Calendarにについて紹介。海外のJava界隈の雰囲気が感じられて面白い。コメントは超ざっくり目を通しただけなので、あんま信じないでください。…

Temporal: 新しいワークフロー基盤を試してみようという話

Temporalとは Uberで作られた信頼性の高いワークフロー/非同期実行基盤であるCadenceをforkして作られたもの。Cadenceを作った人たちがTemporal Technorogyというスタートアップを起業して作ったらしい。マネジメントサービスを提供してお金にしようとしてい…

Webアプリに適したものとそうでないもの

自分がここで書いたもの、WebAssemblyが広まっていくとちょっと変わっていくかもしれない。 ---------- 会社で自分が勧めて、neworkを使ってみてた。 nework.app 結構評判が良くてみんな使ってくれてたんだけど、slackにhuddleができて、neworkが有料化する…

APIテスト自動化ツールKarateをBDDツールとして使う

Karateとは Karateは主にe2eテストを自動化するツール。cucumber的なfeatureファイルを書くとそれを実行できる。WebAPIのテストがその中心的ターゲット github.com graalvmのjsライブラリで実現しているっぽいので、featureファイルからJavaも呼べる。 個人…

イメージ/観念と思考/行動

イメージ/観念にもとづいて人は認知し、思考/行動する。また、認知→思考/行動というのは、意識する前に開始されていることも多い。 その意味で、自分たちがもっているイメージ/観念というのは意識できるものもあれば、無意識にしか存在しないものもある。ど…

ワインバーグの成長のプロセスモデル

スキルの熟達についてのワインバーグのモデル 元ネタ スーパーエンジニアへの道―技術リーダーシップの人間学 作者:G.M. ワインバーグ 発売日: 1991/10/01 メディア: 単行本 成長はきれいな直線を描かない。 あるレベルまで成長すると踊り場に到達する。その…

要求定義の双子プロセスについて

要求の作成は、アジャイルだろうと、ウォーターフォールプロセス的なシーケンシャルアプローチだろうと必要だ。要求開発をソフトウェア開発と並列して進行する別のプロセスとして管理することを提案している。 ワインバーグのシステム変革法 (ソフトウェア文…

感情と意志についての現時点での理解

単なるメモ。 人間は環境に実在するアフォーダンス(価値)を求めて行動する。 アフォーダンスには認知や理解も含む 価値を求めて環境に働きかけ、環境を変え、望むものを手にする 感情は行動に付随するもので本質的には動因ではない。 感情は行動を規制し、…

ヴィゴツキーの情動論とその意義

最近、仕事の合間にヴィゴツキーの本を読み直し+新しい本を買って読んでいる。 この記事では、彼の情動論についてまとめる。 理性と感情の対立についての古い議論 感情は主流の哲学者や倫理家には評判は良くない。 古代の哲学者や倫理家の多くは、放縦や、…

非IT系にもおすすめなリモートワークに便利なタスク管理ツール「Redmine」

ふと思い立って。 IT系の人には常識になっているけど、たぶんリモートワークにもかなり使えるツールとしておすすめしたいのが「RedmIne」 redmine.jp 本来は準備が必要なツールだけどWebサービスとして提供している会社が複数ある。 lychee-redmine.jp hosti…

システムの複雑さについてのメモ

これをみて、改めて、システムの複雑さについて考えてみた Udemy System Thinking Made Simple 複雑さを生み出すもの Rich Hickeyの下記のプレゼンで複雑とは複数の意味をもっちゃうものと定義していることから発想。 Simple Made Easy 役割が定義できない要…

にわかサッカーファンによる久保建英論

自分はサッカー経験なしで、観戦経験も薄いにわかファン。ガチのサッカーファンは妄想だと思ってスルーしてください。 ふと、youtubeで久保建英のプレーを目にしてからハマった。釣られてサッカー見出したら、面白くて、サッカーの戦術本とかも買いあさって…

書評『A Philosophy of Software Design』:古典的かつ本質的な設計論

ここ数日で読んだ下記の本。非常に感銘受けたので書評を書く A Philosophy of Software Design 作者:John Ousterhout 出版社/メーカー: Yaknyam Press 発売日: 2018/04/06 メディア: ペーパーバック 著者はスタンフォードで教えているが、元実務家らしい。大…

独断と偏見にもとづく政治について学ぶための推薦図書

眠れないので、ふと昔を思い出して記事を書くことにする 自分の背景 政治学修士。研究者の道は挫折。今はIT業界。王道の政治過程論、政治哲学、比較政治学その他のものは基本ナンセンスだと思って、地域研究を専攻してた。 政治的志向は、中道右派 / 平等 < …

Clojureをやってみた感想

この記事はClojure Advent Calendar 2019 - Qiitaの20日目の記事。 僕はClojure使いではなく、Javaメインのプログラマーですが、一昨年からclojure勉強し始めた。最近さぼってる。。。文系出身で、CSのバックグラウンドは皆無。比較的敷居が高いと思われる言…

1on1に頼らないこと

1on1 Advent Calendar 2019 - Adventarの14日目です。ちと体調崩してアップ遅くなりました。 1on1の源流 部下との1on1ミーティングの重要性、必要性を強調したアンドリュー・グローブはコンピュータシステムの発達によって、1オン1ミーティングの頻度はずっ…

創造的なチームと礼儀正しくすることについて

この記事は Engineering Manager vol.2 Advent Calendar 2019 の3日目の記事です。ちょっとまとまってないですが、何かの足しになれば。 礼儀正しくすること 個人間の社会的儀礼は、一般的に文脈を異にする人同士のコミュニケーションでは重要なものだ。儀礼…

ヴィゴツキーにおける科学概念と生活概念の発達の違いとその意義

先日、この本を読んだ 「発達の最近接領域」の理論―教授・学習過程における子どもの発達 作者: ヴィゴツキー,土井捷三,神谷栄司 出版社/メーカー: 三学出版 発売日: 2003/08 メディア: 単行本 購入: 3人 クリック: 42回 この商品を含むブログ (6件) を見る …

創造指向と問題解決指向の違いについて

ロバート・フリッツがよく言っていることだが、 創造(Creation)と問題解決(Problem Solving)は全く違う。 なぜ、それが強調されなければならないのか、というと両者は表面的には似ているから。 ロバート・フリッツが定式化したシンプルな創造プロセスは…

増田さん/@irofさんのDDDサンプル徹底解説についての雑感

jsug.doorkeeper.jp 本当に面白かった。DB周りの質疑も楽しかった。 内容は他の方のブログ参照。 これとか takeda-san.hatenablog.com 以下雑感 DDDと増田さん流のOOPを使ったアプリケーション開発 個人的にDDDというのは、アプリケーションの目的であるユー…

効果的な研修について

研修の有効性 学校でのお勉強が役に立たないのと同じように、脱文脈化された死んだ知識はどんなに頑張って暗記しようとも役には立たない。 多分、最もやりやすくて効果的な研修は、文脈を同じくする社内での実践知を形式知化して、知識付与→実践とフィードバ…

身体技法としてのコミュニケーションと思考のスキルとリラックスすることについて

リラックスすること 去年から、演技の教室に行き出した。 流派にもよるけど、オーソドックスな演技の訓練法では、リラクゼーションというのを様々な形でやる。 これは、ロシアの演出家、演技理論家で近代のリアリズム演劇の方法を確立したスタニスラフスキー…

感情と共感とリーダーシップについてのあれこれ

共感とは何か EQ(Emotional Intelligence)などで語られたりもするし、コミュニケーション、そして、リーダーシップの不可欠の要素として共感力(Empathy)が挙げられることが多い。近年注目されたマイクロソフトのCEOであるサティア・ナデラの本も、…

効果的なフィードバックについて

Engineering Manager vol.2 Advent Calendar 2018 の 23日目の記事。 現場のエンジニアとしてのリーダー、および研修講師としてのフィードバックを与えたり、受けたりする経験から、より、成長につながるようなフィードバックについて、つらつら書いていく。…

緊張構造(Structural Tension)をつくる

緊張構造は、ロバート・フリッツのメソッド。 自分なりにようやく理解して、体得してきた感じがするので、一度ここで理解していることを書き出してみたいと思った。知っている人向けの記事。 少し考えると、やはり、言葉で説明するのは難しい、と悟った。あ…

ソフトウェアアーキテクチャとサッカーにおけるプレーモデル

共通イメージ 最近、ワールドカップシーズンのみのにわかサッカーファンとして、色々な動画やら、本やらを読んでいた。 youtu.be サッカーの新しい教科書 戦術とは問題を解決する行為である 作者: 坪井健太郎,小澤一郎構成 出版社/メーカー: カンゼン 発売日…

Jim Coplien氏の認定スクラムマスター研修に行ってきた

アギレルゴコンサルティング社主催の7月2日〜3日に実施されたJim Coplien氏の認定スクラムマスター研修に行ってきた。 Jim Coplien - Wikipedia 認定制度には懐疑的なんだけど、個人的にJim Coplien氏の本は好みのものが多く、彼のスクラム・パターンの研修…

IntelliJ IDEAハンズオン に行ってきた

こちらにいってきた。 samuraism.doorkeeper.jp 仕事で使っているわけではなく、個人用に有償版を何年か前から購入させてもらっていたのだけど、使いこなせている感が全くなかったので参加。ツールを追求するのは苦手。。。 仕事ではEclipseだけど、使いこな…