独断と偏見に基づく新社会人に対する推薦図書
プロフェッショナルの条件―いかに成果をあげ、成長するか (はじめて読むドラッカー (自己実現編))
- 作者: P・F.ドラッカー,Peter F. Drucker,上田惇生
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2000/07
- メディア: 単行本
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やっぱいい本。
マーケット感覚を身につけよう---「これから何が売れるのか?」わかる人になる5つの方法
- 作者: ちきりん
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2015/02/20
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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仕事の基本 :マーケットとお客の理解
- 作者: ドナルド・C・ゴース,G.M.ワインバーグ,木村泉
- 出版社/メーカー: 共立出版
- 発売日: 1987/10/25
- メディア: 単行本
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仕事の基本 :問題解決
TQ-心の安らぎを得る究極のタイムマネジメント (SB文庫)
- 作者: ハイラム・W・スミス,Hyrum W. Smith,黄木信,ジェームス・スキナー,James Skinner
- 出版社/メーカー: SBクリエイティブ
- 発売日: 2009/11/16
- メディア: 文庫
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仕事の基本 :時間管理
仕事の基本 :コミュニケーション
- 作者: バーバラミント,グロービスマネジメントインスティテュート,Barbara Minto,山崎康司
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 1999/03
- メディア: 単行本
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仕事の基本 :コミュニケーション
仕事の基本 :会計
仕事の基本 :独学の仕方
独断と偏見に基づく良いソフトウェア工学管理者になるための推薦図書
何につけてもワインバーグ。時々デマルコ。
もちろん、古い本だから、そのままってわけにはいかんけど、どんな本もそのままじゃダメ。チームや組織を作る参考になる。
amazonのレビューもいいこと書いているので、オススメ。
- 作者: G.M.ワインバーグ,大野徇郎,ジェラルド・M・ワインバーグ
- 出版社/メーカー: 共立出版
- 発売日: 1996/04/25
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ワインバーグのシステム行動法 ソフトウェア文化を創る (3)
- 作者: G.M.ワインバーグ,大野[とし]郎
- 出版社/メーカー: 共立出版
- 発売日: 1996/06/05
- メディア: 単行本
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- 作者: トム・デマルコ,ティモシー・リスター,伊豆原弓
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2003/12/23
- メディア: 単行本
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アドレナリンジャンキー プロジェクトの現在と未来を映す86パターン
- 作者: トム・デマルコ,ピーター・フルシュカ,ティム・リスター,スティーブ・マクメナミン,ジェームズ・ロバートソン,スザンヌ・ロバートソン,伊豆原弓
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2009/10/22
- メディア: 単行本
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無知にアクセスすること
プロセスコンサルテーション
エドガー・シャインの名著『プロセス・コンサルテーション』では、コンサルタントなどの援助者と被援助者(クライアント)との関係を築くことの重要性とそのための理論と手法が述べられている。
- 作者: E.H.シャイン,エドガー・H・シャイン,稲葉元吉,尾川丈一
- 出版社/メーカー: 白桃書房
- 発売日: 2012/11/02
- メディア: 単行本
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誰かを援助する、ということは、どのような援助を行うか、という内容(コンテンツ)と同様、もしくはそれ以上にどのように援助を行うか、というプロセスが重要であることを強調する。
このプロセスに対する診断と介入を行い、クライアントとの関係を援助関係が効果的になるように調整する行為をプロセスコンサルテーションと呼んでいる。
ちなみに、同じく効果的な援助関係を築くというテーマでの名著に下記の本がある。
- 作者: G.M.ワインバーグ,木村泉,ジェラルド・M・ワインバーグ
- 出版社/メーカー: 共立出版
- 発売日: 1990/12
- メディア: 単行本
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プロセスコンサルテーションの原則
プロセスコンサルテーションには、次のような10の原則があるとシャインは言っている。
- 常に援助的であること
- 常に現状を認識しておくこと
- 無知にアクセスすること
- 自分のすることはすべて介入である
- 問題も解決策も握っているのはクライアント自身である
- 流れに身を任せる
- タイミングが重要である
- 対決的な介入で好機をうかがう
- すべてはデータの源泉である。;誤りは避けられないが、そこから学ぶことが大切である
- 疑問があるときには、問題を共有する
当たり前に思えるものもあるが、一つ一つが意義深いので、詳細はシャインの本に任せます。
本記事では、「3.無知にアクセスすること」について
無知にアクセス(接近)すること
シャインの洞察では、援助関係は、クライアントの協力なくして成り立たない。援助しようと誰かと関係を築こうとするとき、援助を有効にするための多くの事柄について、自分が知らない、ということを受け入れるところからスタートしなければならない。
下記は『プロセスコンサルテーション』本文の引用
「われわれの無知の領域を発見することは、われわれが持つあらゆる先入観をかいくぐって道を作り、われわれ自身の認識上のいくつかの弁解に打ち勝たなければならないという困難なプロセスになる可能性がある。」『プロセスコンサルテーション』エドガー・シャイン
個人的な感覚でいうと、この無知へアクセスすることを難しくしているのは、「被援助者の協力がなければ、自分自身は、援助関係において、「無力」であること」を受け入れることが難しいことにあると思う。
クライアントの協力なしに無力であることを受け入れるのは、クライアントに責任を転嫁して押し付けるような態度とも違う。
自分が有能であり、強力である、というポーズも取らず、かといって、卑屈になったり、防衛的になるのとも違う。
武道でいうところの「自然体」のような態度。これが無知にアクセスする上で必要なのだと思う。
創造性と批判的思考
下記に行ってきて、いろいろ考えた。
いろいろ考えさせられたので、自分の脳内を整理する。
あまり、整理できてないが、なんとなく、こんな感じだ。
創造的思考のプロセスモデル
創造性が評価されるまでの簡単なモデル。G.M.ワインバーグの設計の自然淘汰モデルと、デューイの問題解決学習が元ネタ。
システムづくりの人間学―計算機システムの分析と設計を再考する
- 作者: G.M.ワインバーク,木村泉
- 出版社/メーカー: 共立出版
- 発売日: 1986/07/01
- メディア: 単行本
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(1) 解決したい問題の認識
(2) アイデアを絞り出し、複数のアイデアを結合して対象の問題に対する解決策を立案する
・アイデアの源泉は既存のアイデア、思いつき、イマジネーション、他の別分野のアイデアからの類推など様々
(3) シミュレーション等による解決策のテストとフィルタリング
・脳内シミュレーション、模型や図面、ラフスケッチによるフィルタリング
・天才肌の人は脳内シミュレーション力がすごい。多分
この本では、宮崎駿の脳内シミュレーション力に触れている
コンテンツの秘密―ぼくがジブリで考えたこと (NHK出版新書 458)
- 作者: 川上量生
- 出版社/メーカー: NHK出版
- 発売日: 2015/04/10
- メディア: 新書
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(4) 選別されたアイデアの具現化
(5) 具現化したものの最終的なテストとフィルタリング
・製品等は市場でのテスト
・論文は科学者コミュニティでの評価や後の研究への貢献によるテスト
(6) テストに合格したものが創造的とされる。
(5)でテストに合格しなかった製品や論文は創造的でないものとして、世の中に認知される。創造的な思考には
1. (1)、(2)でできるだけ(5)のテストに合格できる可能性の高いアイデアをたくさん生み出すことと
2. (3)で製品を実際に作ってしまう前に適切に不合格にして無駄な努力をしない
の二つが大事と思う。
(3)で(5)のテストを先取りできる人が多分、創造的とされている人たち。脳内テストに合格するアイデアを求めて、アイデアを生み続け、捨て続けているんだと思う。
科学的知識などの体系的知識が創造的であることにとって必要な意味
過去に創造的と見なされたアイデアは
- 他人が気づきにくい問題の存在を示唆する
- (5)のテストに合格したアイデアであるため、解決策の材料として高品質
よって、(1)と(2)のプロセスの品質を向上させる。
批判的思考
オレオレ定義では、批判的思考はテスト志向の思考態度。要素は下記の2点
1.その思考が間違っている可能性を常に視野に入れること
2.その思考が間違っていないかどうか、を機会あるごとにテストすること
これができていると、(3)のプロセスがきちんと機能する。
テストの仕方
1.間違っていることを立証する
→反例をあげるとかね。ただ、そのためには議論や思考が反証可能になっている必要がある。カール・ポパーは全ての科学的議論は反証可能であるべし、とした(確か。。。)。ただ、確率でしか言えない社会科学などの複雑系の学問では徹底は難しい。だから
2.より良い説明を見つける
→同じ事象を別のより良い説明で合理的に説明できる場合、悪い説明は否定される。予測の精度が高い、シンプル、適用範囲が広い、など
つまり、自分の定義では、批判的思考とは、機会あるごとに、自分の考えと矛盾する事象、もしくは、より今の自分の考えより良い考えを探す態度。
多分、批判的思考によって、アイデアを否定し続けていると、筋の悪いアイデアを産む、という無駄な行動をとらなくなっていく気がする。
そのリスクがある気もするが。。。
創造性を生み出すには
創造性を生み出すには、間違っているかもしれない大量のアイデアを生み出し、できればそれを明確に否定する、っていう矛盾する体験を継続的に行うことなんだと思う。
だから、流行りの「否定しない空気」の中で生み出される アイデア会議とかってそれだけじゃダメで、合理的、論理的、非情にアイデアを否定するフェーズってのも必要なんだと思う。
こっちも参考。
変容へ向かう振り返りとメンタルモデルと感じ方
振り返りはとても有効。
”Good travels at a snail's pace.” Mahatma Gandhi
瞑想と気づき
あくまで自分の理解ね。
経験学習と問題ない症候群
人は常に経験を整理し、記憶し、活用しようとしている。